シャイン
2008年 06月 25日
久々に天才ピアニスト、デヴィッド・へルフゴットの半生を描いた名作、シャインを見ました。
厳格な父親の異常なまでのピアノへの拘りのあまり、息子をピアノ漬けに。
父親の大きな期待を一身に受け、ピアノのレッスンに励むデヴィット・ヘルフゴット・・・
見ていて全てが切ない映画です。
5年以上前にデヴィッド・ヘルフゴットの演奏を聞きに行きました。
彼は実年齢よりも遥かに老けて見えましたが、
彼の時間は、精神病になる前から止まったままのようでした。
彼の演奏で一番覚えているのは、
リムスキーコルサコフ、くまんばちは飛ぶ
まさに圧巻。その一言に尽きる演奏でした。
ピアノでこの曲を弾くなんて。。。
おそらく今の彼でこその選曲であり、また、今の彼だからこそ弾ける曲なのでしょう。
一曲一曲弾き終わるごとに、立ち上がっては、何度も何度もお辞儀を繰り返す。
お辞儀というよりも、むしろ身体が揺れていると言う方が正しい表現かもしれません。
人生を狂わせたピアノを
それでも彼は必死に弾き続ける。
彼の姿を思い出すと未だに胸が痛くなります。
今の彼がピアノを弾く時、幸せな気持ちだと良いなと心からそう願わずにはいられません。
厳格な父親の異常なまでのピアノへの拘りのあまり、息子をピアノ漬けに。
父親の大きな期待を一身に受け、ピアノのレッスンに励むデヴィット・ヘルフゴット・・・
見ていて全てが切ない映画です。
5年以上前にデヴィッド・ヘルフゴットの演奏を聞きに行きました。
彼は実年齢よりも遥かに老けて見えましたが、
彼の時間は、精神病になる前から止まったままのようでした。
彼の演奏で一番覚えているのは、
リムスキーコルサコフ、くまんばちは飛ぶ
まさに圧巻。その一言に尽きる演奏でした。
ピアノでこの曲を弾くなんて。。。
おそらく今の彼でこその選曲であり、また、今の彼だからこそ弾ける曲なのでしょう。
一曲一曲弾き終わるごとに、立ち上がっては、何度も何度もお辞儀を繰り返す。
お辞儀というよりも、むしろ身体が揺れていると言う方が正しい表現かもしれません。
人生を狂わせたピアノを
それでも彼は必死に弾き続ける。
彼の姿を思い出すと未だに胸が痛くなります。
今の彼がピアノを弾く時、幸せな気持ちだと良いなと心からそう願わずにはいられません。
by pianodaisuki_blog | 2008-06-25 16:59 | 音楽